男雛の衣装には濃き紫色地に細やかな描写を繊細に織り上げた楼閣山水文錦(ろうかくさんすいもんにしき)を、女雛には柔らかな風合いの赤茶色地 唐草牡丹文錦(からくさぼたんもんにしき)を着せ付けました。楼閣とは遠くを見るために作った重層の建物の総称で、山水や鳥、寺院などを鳥瞰(ちょうかん)で細やかにデザインされた繊細な織物になっております。また牡丹は「百花の王」、唐草は子孫繁栄を意味し、それらを大胆な構図で織り上げました。織物の表現力の豊かさを感じる雛人形です。また屏風には金箔に絹の紗(しゃ)の織物を覆い、金彩で桜を描いた華やかな装飾になっております。 古典の色遣い 襲(かさ)ねの色目：紅(くれない)の匂い ※手づくりのため柄行が画像とは異なる場合がございます。 寸法：間口９１cm×奥行４５cm×高さ４２cm 商品詳細動画はこちら↓ https://www.youtube.com/watch?v=ucQEU6aL1rE