Kasane Frame「SEKKA:山吹の匂い」は、伝統工芸雛人形「桂雛」の最高峰“TAKAO KOSAHATA”の素材・技法を用い、その世界観を20mmの厚みに閉じ込めた全く新しいInterior wall artです。
「Kasane Frame SEKKA 山吹の匂い」は、ベースに使用した紫色の生地は、「葡萄色(えびいろ)」という名称の日本伝統色で、手業の地機で織り上げた本場結城紬になります。葡萄色(えびいろ)は、清少納言が「最も高貴な色」と称した伝統色で、文様には結城紬の伝統柄「亀甲文様」と、雪の結晶の柄「雪華文」をモチーフに図案化しました。
中窓の黄色のグラデーションは「山吹の匂い」と称した伝統の色遣いになります。古典ではグラデーションを「匂い」と表現していました。また使用した山吹の匂いは、光源氏の妻:紫の上が好んで着用した色遣いで、「知性を兼ね備えた美」を意味します。
作品の裏貼りには手漉き和紙「西ノ内和紙」を使用し、裏貼りや縫製技法などは雛人形工房「桂雛」の技法、そしてフレームには桐箪笥職人「秋山利広氏」が制作しました。卓越した職人の技術を集め、日本の色彩文化と文様文化を踏襲した作品になります。
文化と伝統工芸の技法をまとったKasane Frameは、インテリアアートの嗜好品としてご利用いただいております。。
Dimensions 43.5×23.5×2(㎝)
material 本場結城紬(絹) 桐(額) 和紙 アクリル
※柄行が画像と異なる場合があります。
※画像の色味と実物とでは微妙な差異がでる場合があります。