男雛の衣装には、黒色地の「菱地向鳳凰の丸文錦」を、女雛の唐衣(からぎぬ)には、薄紅色地の「雲立涌地向鶴文錦」、表着(うわぎ)には縹(はなだ)色地の「浮線綾文錦」の有職織を着せ付けました。
屛風には、表具師;京都北村松月堂の手による本装屏風で、藤色をベースに遠山柄になっており、その山のふもとには大小の金箔を振り“霞”を表現し、視覚的にも奥行を持たせた工夫を施してあります。
敷布には深紅の毛氈で設え、衣装とその文様、装飾品と共に伝統的な桂雛の雛飾りです。
古典の色遣い:襲(かさね)の色目:香(こう)の匂い
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※画像の色味と実物とでは微妙な差異がでる場合があります。
寸法:間口94㎝×奥行45㎝×高さ36㎝
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