*ご予約を承ります。(12月以降の納品になります。)
手織機で織り上げた錦は、実に緻密に織り上げられている一方で、とてもしなやかな手触りを生み出します。
この独特の風合いを崩さずに仕立て上げるのに、まず裏貼りの和紙を、この雛人形の為だけに、極薄に漉いていただくことから始めました。
本金箔を織り交ぜながら、どことなく西洋のテイストも交えたこの錦は、繊細さを表す、古典の色遣い:襲(かさね)の色目には「縹(はなだ)の匂い」で着せ付けました。
飾台には、桐箪笥作家「秋山利広氏」に仕立てていただき、桐材の特性を活かす鉋づかいは、光沢を帯びています。
屛風には、西の内和紙職人「菊池大輔氏」の、橡(つるばみ)色の雲龍紙、左右の紅白梅は“駿河千筋竹細工”になっております。
古典の色遣い:襲(かさね)の色目・・・・縹(はなだ)の匂い
※手づくりのため柄行が画像とは異なる場合があります。
※画像の色味と実物とでは微妙な差異がでる場合があります。
寸法:間口55㎝×奥行30㎝×高さ23.5㎝