











桂雛では、初代から使い続ける衣装とその組み合わせがたくさんあります。
この雛人形の衣装には、男雛には、黄櫨染(こうろぜん)桐竹鳳凰麒麟文錦、女雛の唐衣(からぎぬ)には朱色地の小葵地浮線の丸文錦、表着(うわぎ)には、濃き紫色地の小葵地地浮線の丸文錦、古典の色遣い:襲の色目には「紫村濃(むらさきむらご)」に緋の袴の組み合わせは、初代から約90年近く、変わらずに使い続けているものになります。
屛風には、伝統の金箔押の本装屏風を使用するなど、装飾品にもオーソドックスなもので装飾しました。
祖父の代がそうであったように、3代目の私の代でもスタンダードな雛飾りであり続けられるよう、願いを込めた桂雛の雛飾りです。
古典の色遣い:襲(かさ)ねの色目:紫村濃(むらさきむらご)
※手づくりのため柄行が画像とは異なる場合がございます。
寸法:間口90㎝×奥行43㎝×高さ42.5㎝