平安一水作 黒小札 赤絲縅 燻銀鍍金竹雀兜飾り
(くろこざね あかいとおどし いぶしぎんときんたけすずめかぶと)
「奇をてらわない。」
この甲冑師の作品を前にして、まず浮かぶ言葉です。
華美を求めず、流行に寄らず、ただ堅実な技と確かな素材に向き合う。
その姿勢こそが、美を自然に立ち上がらせる——
まるで水が高きから低きへと静かに流れるように。
黒小札に施された赤絲の縅。
深みのある正絹の縅は、静謐でありながら確かな存在感を宿します。
燻銀鍍金が穏やかに光を受け、竹雀の意匠が気品を添える兜姿。
大鍬形の縁には丁寧な面取りが施され、光を柔らかく受け止めながら作品全体に奥行きをもたらします。
浅葱色の袱紗は、色彩の緊張をやわらかく解き、調和という物語を静かに語ります。
背景には Nishiki Frame Raised Form「鯛尽くし」墨色 のWall Art。
祝意を象徴する意匠をあえて墨の静けさで包み、兜の赤と黒を一層引き立てました。
伝統の技法を用いて仕立てられた、堅実にして美術品と呼ぶにふさわしい一作。
静の中に宿る強さを、端正に表現した飾兜です。
【兜単品のご紹介】https://dashboard.stores.jp/items/69a20c9882808c7694684efc
【Nishiki Frame Raised Form単品のご紹介】https://dashboard.stores.jp/items/69a2d78e057a682d4c75fdff
※手づくりのため柄行や色調などが画像とは異なる場合がございます。
※寸法:兜:間口26.5㎝×奥行21㎝×高さ38.5㎝
Nishiki Frame:43.4cm×23.4cm×厚み3.5cm